新スタジアム建設候補地巡り秋田市・穂積市長「八橋が一番有力」 「選択肢の一つ」より踏み込んだ発言 (2024/07/01 19:05)

秋田市の穂積市長は1日、6月議会閉会後に報道陣の取材に応じ、新スタジアム問題を巡り「八橋が一番有力」と発言しました。これまで八橋について「選択肢の一つ」としてきた穂積市長ですが市が一度候補地から除外した場所だけに新たな波紋が広がりそうです。

新スタジアム建設場所の「一つの選択肢」としている八橋運動公園について、穂積市長はこれまでより踏み込んで一番有力と発言し、その構想についても語りました。

【秋田市・穂積市長】
「県スポーツ科学館の解体と相撲場を一体として芝生公園のようなものも出来るだろう。駐車場も必要になるが文化会館がなくなることで使えるスペースができるというのが頭にある」

4年前、候補地を断念するに至った八橋運動公園の中にある施設の代替地の問題を解決できるとし、もう一度検討すべきと述べました。
一方で整備費用に関しては最初に八橋案が出た2019年時点で102億円と試算されていて、外旭川案の90億円より費用が増す可能性は否めません。現時点の外旭川案では、秋田県と秋田市の負担はそれぞれ30億円です。

【秋田市・穂積市長】
「資金調達は非常に厳しい状況にあると思っている。設置場所の問題もあるがそれよりも金銭的なことの整理の方が大事」

1日の本会議では、卸売市場の再整備や河川の改修などの費用が盛り込まれた一般会計で45億9千万円余りの補正予算案が可決されました。

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